脊椎・腰痛治療|はら整形外科リハビリクリニック|茨城県筑西市の整形外科
腰痛症
腰痛症とは、腰が痛くなる病態ですが、特定の病気を指すのではなく、腰痛を引き起こす様々な疾患の総称のことです。腰痛の多くは、腰椎(腰の背骨)に負担がかかり、障害が起きることで発症しますが、その他にもさまざまな要因が腰痛の発症に関係しています。
椎間板ヘルニア
線維輪の後方や側方部分が何らかの原因により断裂し、髄核が後方や側方に飛び出して神経を刺激することがあり、これを椎間板ヘルニアといいます。この椎間板ヘルニアが腰椎(腰の背骨)の間で起きた場合を腰椎椎間板ヘルニアといいます。
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、年齢や変性に伴って生じる靭帯の肥厚や、骨棘(骨の一部が棘状に突出したもの)により、脊柱管(神経が通る管)が狭くなり、中を通る脊髄(せきずい)や馬尾(ばび:神経根の束)、神経根(しんけいこん)が圧迫される疾患で、多くは頚椎や腰椎に起こります。好発年齢は50〜80歳くらいの中高年で、女性より男性に多くみられます。
腰椎分離すべり症
腰椎分離すべり症(ようついぶんりすべりしょう)とは、脊椎(背骨)の特に腰の部分に発生します。具体的には、以下の2つの状態が関わっています。
脊椎圧迫骨折
脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)は、背骨が上下の圧力により潰れるようにして生じる骨折です。
側弯症
側弯症(そくわんしょう)は、脊椎(背骨)が左右に異常に曲がる疾患です。通常、脊椎は正面から見るとまっすぐに見えますが、側弯症ではC字型もしくはS字型に曲がっています。この脊椎の曲がりが強くなければ無症状のことが多いですが、曲がりが強くなってくると姿勢の異常がみられるようになってきます。